発達障害の子育て支援、はぴねす子育て発達障害の子育て支援、はぴねす子育て
発達障害・ADHD・自閉症・学習障害・不登校「子育て成長支援」のためのサイト 
 
発達障害の子育て支援、はぴねす子育て発達障害の子育て支援、はぴねす子育て
発達障害のお子様の成長支援
 

無料メールマガジン

Melmaga Info

HOME | メルマガ | メルマガ Vol.025

\心をふわっと軽く♪/すべての子育てに携わる方に
【はぴねす子育てメルマガ】Vol.025号

『能力や結果ではなく、子供自身の成長ぶりを♪』


はぴねす子育てメルマガ2401M

 
はぴねすメルマガ Vol.25
☆・‥…━━━━━━━━━━━☆

『能力や結果ではなく、子供自身の成長ぶりを♪』
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∵
 
今回は、先日のコラム『子育てで重要なもう一つの視点』でポイントとなっていた、お勉強をする際、点数や内容の理解だけに縛られずに、そこにある『 人間的な成長 に目を向けておく』という話の続編です。

お父さんお母さんたちは普段、勉強をしている子供の様子を見ながら、様々なことを思い、考え、「どんなサポートがいいかしら?」などとアイデアを練るかと思われます。

たとえばこんな時、子供のどんな部分を見ていますでしょうか? 

(学習を進めていく場面にて) 
「今日は宿題あるの?」という声かけに始まって、宿題のドリルをやってみて、後ろにある解答を広げて、正解・不正解をチェック。(子供が自力でチェックまで行う場合もありますが)。そして「間違えたところは、直せばOKよ♪」と声をかける。

 
学習を進めていく場面では、この様なやり方が一般的かもしれません。

こうした場面で、親が子供の能力のことを重視しすぎたり、学校の決まりを絶対視し過ぎるあまり、「子供の気持ち」、「考えや意志」を見落として、知らず知らずのうちに「勉強をやらせるとか、頑張らせる」という考えになることがあります。

そうすると、大変なことが増えてしまいます。
たとえば、お父さんお母さんから子供への声かけでは、

「この前もやったのに、できないの?」
「○年生だったらこれぐらいできるでしょ?」
「こんなの、皆できてるわよ!」
「コレができないと、次の学年の内容もわからなくなるんだから頑張りなさいよ!」


といったコミュニケーションが行われる可能性が出てきます。

「本人の気持ち」や「意志」、「苦手」などを認めずに、できていないことを強調したり、周りの子との比較で急がせてみたり・・

いずれも子供に不安な思いや否定的な気持ちを抱かせて頑張らせるという方法は望ましくありません。

子供の自尊心、積極さ、意欲など、基本的にすべて低下していくでしょうし、場合によっては、「親子の関係」もつまらないものになってしまうでしょう。
 

はぴねす子育てメルマガ2401M

 
「子育てと大人社会のスタンダードは別物」

 
能力の側(がわ)に注目すること。
結果や成果を重視する見方。

 
これは、

「今月の営業成績、新規のお客様、目標の10件、獲得できましたか?」とか、
家計のやりくり、今月も貯金をしながら予算内に収められましたか?」とか、
「締め切りは必ず守るようにしてください」というような、
 
現代の「大人社会のスタンダード」に近いものです。
 
子供の成長ということに関しては、能力や結果、成果よりも、プロセスが大事です。
(どう思って、どう考えて、どうしたら、どうなった など)
 
子供が育っていく舞台と、大人社会のスタンダード別物ということです。

特に、共働きなどで、両親とも大人社会のスタンダードが<絶対的に普通>のような感覚になっていると、それで子供が苦しむということがあります

 

 
はぴねす子育てメルマガ2401M
 

「見るべきところは子供の成長ぶり♪」
 
子育ての場面で重要視するのは『能力や結果や成果ではなく、子供の成長ぶり』です。親は子供自身のどこが成長しているか?に注目しておくとよい、ということです。
(子供のOK、GOODな部分を探すということです♪)
 

具体的な場面を挙げて見ていきます。


たとえば、子供が宿題のドリルをやっていて、わからない部分を「ドリルの後ろにある解答」を見て「答えを写し出した」とします。
(実際は "答えを写しただけ" だと  "内容の理解" にはつながらないことが多いですが…)

 

例)親が、能力や結果の方に注目している場合
 「答えを見ながらやっちゃダメよ!」
「答えを見ないでも、自分でできるようになりなさい!」

 
という "声のかけ方" になります。
 
コレはどういう評価かというと、子供に対して《今現在、あなたは、できていない》と言っているわけです。
 

子供としては、せっかく取り組んだのに、プラスの評価ゼロ。
「ダメだ、ぼく・私、できていないんだ…」
などと思ったら、やる気もゼロになるかもしれません…

 

例)親が、子どもの成長ぶり(以前の本人との比較)に注目している場合
 
そもそも宿題ドリルに取り組んでいることは、OKでしょう。
(小さい頃は、一人ではできなかったのに…)
 
答え合わせまで自分でやろうとしていることは、OKでしょう。
(以前は答えを書いたら終わり、やりっ放しだったのに…)
 
解答を見ながらでも、課題の範囲を終わらせたことは、OKでしょう。
(以前はわからないところがあると、そこで終わっていたのに…)

 
時に、ドリルの後ろにある解答を使って課題を終わらせたなど、本人なりの工夫で、学習内容の理解とは別の頭の良さがあるともいえるかもしれません。

子供の成長ぶり、よい面、OK・GOODな部分は、探せばある!
(周りとの比較や、周囲から求められることを基準にするのではなく、以前と比べ、子ども本人がどれくらいまで成長してきているか)

 

はぴねす子育てメルマガ2401M
 

成長ぶりに注目して、OK・GOODな部分を探していけば、今回の例でも次のようなことが見えてきます。

「1人で取り組めるようになったんだなぁ」とか、
「答え合わせ=自分でやったことのチェックもできるようになったのね」とか、
「そこにあるもの(解答)を生かして、課題の完了までたどり着いたのか…」など。


コレはどういう評価かというと、子供に対して《以前と比べて成長している、よい感じで進んでいるね》と言っているわけです。

こうした内容ならば、どれもそのまま子供に伝えて良いでしょう。

伝えてみて、子供自身が、

「ぼく・私、1人でできるからね(たとえ1問しか正解してないとしても)」
「半分しか正解してなかったけど、チェックも自分でやったよ」
「解答があったから、それを使って課題を終わらせたよ(本人の工夫)」


などと思えれば、本人の自尊心や自己効能感(「自分はできる」という感じ )もアップするでしょう。

親が本人の成長ぶりの方を見ていれば、結果的に、子供の自尊心や自己効能感もアップしていくということです。

ここで見てきた部分、

子供本人が「自分でできる」とか、
「チェックも自分でやるよ」とか、
「工夫すれば、どうにかできる」
と思えていたら、

この先、何をするにせよ、将来に向けても、生きていきやすいのです。
 

『能力や結果よりも、子供の成長ぶりに注目♪、OK・GOODな部分を見つけていく!』

はぴねす子育てのとても大きなポイントです♪
 
~(次回 VOL.26へ続く)~
 



 みなさまの生活で「うちの子の "週1のお楽しみ” 」、「ワタシの "週1のお楽しみ♪"」などがありましたら、ぜひ教えてください!
そのほか「これをやってみた!」「こんな気づきがあった♪」などなど、はぴねす子育てでは、みなさんの実践レポートや、お便りもお待ちしています♪


"はぴねすお便り" 募集フォームはこちら♪
※お寄せいただいたお便りは、匿名でホームページやメルマガでご紹介させていただく場合があります。

ぜひお気軽にお声をお寄せください♪


| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |

子育てメルマガ・配信一覧

Back number

最新のバックナンバーはこちら


VOL.15「これは、素晴らしい個性!」(2020年6/20)
VOL.16「"マイペース"が大事!」(2020年6/27)
VOL.17「深い眠りでリフレッシュ!」(2020年7/4)
VOL.18「本人に合うか、合わないか」(2020年7/11)
VOL.19「日々の暮らしの "小さな冒険"」(2020年7/18)
VOL.20「心と体に◎ "笑いの効能"」(2020年7/25)
VOL.21「週1回の"お楽しみ"」(2020年8/1)
VOL.22「家と学校はどっちが重要?」(2020年8/8)
VOL.23「子供が"勉強しない理由"」(2020年8/15)
VOL.24「勉強の進め方、もう一つの重要な視点」(2020年8/22)
VOL.25「能力や結果ではなく、子供自身の成長ぶりを♪」(2020年8/29)
VOL.26「うちの子、勉強を始めました♪」(2020年9/5)
VOL.27「本人の感覚を優先 勉強のしやすさ に変化を」(2020年9/12)
VOL.28「本人の特徴を活かし、勉強のしやすさに変化を」(2020年9/19)


S1-01「学校が大変でも.. 学校からの評価が低くても..家の居心地がOKならば ”◎”」(2020年3/13)
S1-02「本人の身につくか? やる内容がうまくいくか? の分かれ目」 (2020年3/20)
S1-03「1回で伝えようとしない。1回のやり取りで ”完成形” を求めない方がうまくいく」 (2020年3/27)
S1-04「勉強の時間 "やる・やらない"、"出来る・出来ない" よりも大事なこと」(2020年4/3)
S1-05「自己肯定感がアップします」(2020年4/10)
S1-06「満足度100%ではなくても、親も子も納得、OKと思えるところを見つけて」(2020年4/17)
S1-07「子供のよいところ、”OK” の部分、素通りしないように(大人の頑張りポイント)」(2020年4/24)
S1-08「同じ結果でも見方によって "失敗体験" にも "成功体験" にもなるのだから」(2020年5/1)
S1-09「 "よいところ" , "OKポイント" は子供にも,自分にもあります!」(2020年5/8)
S1-10「電話1本,担任に相談。お母さんが協力してくれたら子供は安心です!」(2020年5/15)
S1-11「週3日の通学でも"OK" 新しい考え方に変えてみる」(2020年5/22)
S1-12「ひとまず"本人も家族もOK"と思えるスタイルを作れれば…」(2020年5/29)
S1-13「"S.Yくん"のストーリー "OKゾーン,はぴねすライフ"の元" -まとめ編-」(2020年6/5)
S1-14「"シーズン1 最終回" ~まとめ~ 」(2020年6/12)


シーズン02' について

Season02'

心をふわっと軽く♪
すべての子育てに携わる方に読んでもらいたい!

はぴねす子育て相談室では、ADHD、自閉症、学習障害を持っているお子さんのほか、不登校や診断がグレーゾーンのお子さまも含め「子育ての相談」を行っています。
 
子育て相談のほか、この「はぴねす子育て」で出会った素晴らしい場面、大変さや困りごとを乗り越えていく親子のストーリー、栄養学を元にしたアイデア集などを、メールマガジンやコラムを通じ、皆さまにお届けしています♪
 

 

はぴねす子育てメルマガ2
 

イントロダクション/

『はぴねす子育て』で出会った子供たち。そこには様々なお子さま、ご家族がいらっしゃり、皆それぞれ「工夫」をしながら「より良いライフ」を目指し進んでいかれていています。それこそ「人の数」だけ、"取り組み方" や "進め方"、"活かし方" があり、同じテーマでも、それぞれの子・ご家族・環境によって、大変さも様々。
進んで行く道、打開する方法、解決策も「それぞれのオリジナル」ということになります。
これには、「決まった方法」や「解決策」というものは無いので

●"それぞれの子" に合う方法
●"それぞれの家族" で実施できる方法
 
を見つけながら、進んでいくのが良いということでもあります。
メルマガ「シーズン2」では『テーマは同じ、合うサポートはそれぞれ』と題し

●同じテーマでも、それぞれの子に合うサポートの方法がある。
●サポートの方法にはバリエーション、幅がある。
●その後も、それぞれの成長の様子、発展の仕方がある。

など、いくつかテーマを取り上げながらお伝えしていきます。
実例を紹介していくなかで、
 
★様々な可能性があること。
★読者の方々のお子さまと似たテーマがないか?
★ウチの子に合いそうなサポートの方法」はないか?
なども "見つけて" もらえたら嬉しいです。
 

 

メールマガジン 著者の先生

Author teacher
彩亮

彩 亮 | Sai Ryo
日本教育臨床研究所認定カウンセラー


経歴

1975年東京生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒。日本教育臨床研究所卒。一般社団法人 For All Children Team 代表。  

不登校の小学生との出会いを機に、 「フリースクール龍潜(りょうせん)」を主催。 不登校の子、発達障がいを持つ子とその家族を、学習指導、自然体験とアート制作のプログラム、面談・心理相談などを通じてサポート。
2013年、 福祉分野での事業所を開設。これまでの数々の活動、カウンセリング実績、メソッドを元に 「はぴねす子育て」の活動を開始。
 
お子様とご家族と共に、 子供の成長支援、はぴねすライフ、それぞれの家族のより良い形を目指して多方面で活動中。自称、 発達障がいを持っている子を取り巻く大変さ、悩みや困りごとが、素晴らしい場面に変わっていくところをたくさん知っている人。