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『うちの子、勉強を始めました♪』


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はぴねすメルマガ Vol.26
☆・‥…━━━━━━━━━━━☆

『うちの子、勉強を始めました♪』
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∵
 
「子供本人が勉強しやすくなるには?」というテーマですが、"それぞれの子に合う方法"、"サポートの仕方"があります。今回はこの「ケーススタディ」を通じて "サポートのバリエーション" を紹介していきます。
 

今回登場するのは「算数ができない・・」と思いこんでいる "小学3年生" の女の子。
「算数の中でも "出来るものもある!" 」と思えたら勉強しやすくなりました。

 
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今回登場するのは "小学3年生" の☆☆ちゃん。
ADHD(注意散漫型)の診断があります。

その子は、しょっちゅう「算数はできない・・」と言っていて、「算数はできない」と思い込んでいるので、算数の問題に取り組むのがものすごく大変です。

先生から算数の宿題を渡されるできないものを渡され「やれ」と言われている。(コレは非常に苦しいでしょう)


という図式になっているわけです。


勉強の実施状況としては、お母さんにうながされ、宿題をやっていることも多いのですが(開始するまでに時間がかかります)、時に宿題をやらずに学校へ行き「居残り勉強」をすることもある。
 


 
勉強しない理由に「変化」をつける★
 
☆☆ちゃん、しょっちゅう「算数はできない…」と言っていましたが、実は「宿題に出される内容」に関して、半分以上は "自分自身でできる力" を持っていました。

しかし「算数はできない…」と思いこんでいるので、できないし、やらないし、やろうとすると「暗い気持ち」になってしまいます。☆☆ちゃんが勉強しない、勉強しづらい理由はこの部分です。


半分以上は自分でできる問題なのに、なぜできないと思い込んでいるのか、不思議と言えば不思議な話です。
 
このへんの事情を本人に聞いていくと、1〜2年生の頃に、学校の友達等に「○○ちゃん、算数できないよね!」と言われていたことがわかりました。
 
仲間同士の気楽なやり取りで、言っている方も全く悪気などないようでしたが、☆☆ちゃんは、「私、算数できないんだ・・」と思い込んでしまった。
 


 
"何かを思いこんでしまっている子" に対して、「言葉だけ」で説得しても「通じない」ということがよくあります。

たとえば下記など・・

親:「半分以上はできるんだから、やりなさいよ」

と言ってみても、
子:「え?できない・・」、


親:「できるのもあるでしょ?」
と言ってみても、
子:「できない、無理」。

 

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★「算数、できるのもあるよ♪」に変わったら…★

「算数 "できない!" って言ってるけど、まわりの子たちが言ってるだけじゃないの?」(実際はそれなりにできるのですし)

そうすると☆☆ちゃんは、
「え? 私、本当にできないよ」と答えました。
(本当に"できない" と思いこんでいるのです)


そこで私は、 "本人が簡単にできる範囲の問題" を何個か出して、実際に解いてもらうことにしました。

隣に座って様子を見ながら、何個か続けて解けたところで、

「おお!できてるよ!」と伝えると、
「…あれ?…私、できるの?」と言って、本人は不思議そうにいています…。

「できるやつもあるんだね!」と本人に確認すると・・・
「そう♪、できるのもある♪」


と言い「ニコッ」笑顔になりました。
 


 
たぶん、☆☆ちゃん、これまで「"算数" に関して "できる" と思ったこと」が無かったのでしょう。これだけのやり取りで、感じが「コロリ」と変わりました。

「あれ? もしかして、私、算数できるのかな?」と思うことに加えて、
「できるものもある♪」ということも、思えたわけです。


その後1ヶ月ぐらい経ってから、
「☆☆ちゃん、算数どう? できる? できない?」

と尋ねると、

「できるのもあるよ♪」と答えていたので、
「そこそこ "できる感じ"」が身についていったようです。

「できるものもある」と思えていれば、算数の宿題が来た時も、すんなりと動きやすい。
実際に宿題も、自分からプリントを広げて取り組むようになりました。

「私、算数できない…」「算数、できるのもあるよ♪」

に変わり、動きやすくなったという今回のケース、もちろん話の続きもあるのですが、今回は「どうすれば子供が勉強しやすくなるか?」、 "勉強を始めるまで" がテーマなので、ここまでにします。
 

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\今回のポイント!/
 
本人が「できない」と思いこんでいるとき、
その子に「できるものもあるよ」と伝えたい。


子供に『できる』ということを伝えるには
「本人が "できている状態"」の時に伝える事がポイントです。
文字色を選択する (今回のお話では「できる問題」をやりながら『できている状態』を一緒に作りました)

人間の大脳の特徴として「その時点」での状態を「本当のこと」と認識しやすい傾向があります。

そのため、難しい問題に取り組んでいて、本人が『できていない』状態の時に

「頑張ればできるよ!」などと言われても、全部「ウソ」に聞こえてしまいますし、

簡単な問題を解きながら、本人が『できている』状態の時に「できるね!」「確認」をされると、
「私、本当にできるんだ!」と思えるということです。

本人の思いが「できるものもある♪」に変わってしまえば、「私、できない」と思っている時よりも、はるかに楽に取り組めるし、実際にできることも増えていきます。
 
☆☆ちゃんの場合も、「私、算数できない…」と思っていたのが、「算数、できるものもある♪」に変わったら、
自然と「勉強への取り組み」もスムーズになっていきました。

 
最後に、少し余談になりますが、今回のケース、「☆☆ちゃんが、お勉強をするようになってよかった!」という点は、もちろんあるのですが、

それよりも、

・自分で「できるものもある♪」と思えたこと(=自信の向上)
・本人にとっての「勉強の大変さが減ったこと」(=以前より楽に取り組める)
・日々の「勉強をやる or やらない」の親子のやり取りが和やかになったこと


「より大きな価値がある」とも言えます。勉強のことは人生のほんの一部にすぎないけれど、ここに記したことは日々の暮らし、親子の関係、人生全体に関わってくることですから♪

 
~(次回 VOL.27へ続く)~
 



 みなさまの生活で「うちの子の "週1のお楽しみ” 」、「ワタシの "週1のお楽しみ♪"」などがありましたら、ぜひ教えてください!
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シーズン02' について

Season02'

心をふわっと軽く♪
すべての子育てに携わる方に読んでもらいたい!

はぴねす子育て相談室では、ADHD、自閉症、学習障害を持っているお子さんのほか、不登校や診断がグレーゾーンのお子さまも含め「子育ての相談」を行っています。
 
子育て相談のほか、この「はぴねす子育て」で出会った素晴らしい場面、大変さや困りごとを乗り越えていく親子のストーリー、栄養学を元にしたアイデア集などを、メールマガジンやコラムを通じ、皆さまにお届けしています♪
 

 

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イントロダクション/

『はぴねす子育て』で出会った子供たち。そこには様々なお子さま、ご家族がいらっしゃり、皆それぞれ「工夫」をしながら「より良いライフ」を目指し進んでいかれていています。それこそ「人の数」だけ、"取り組み方" や "進め方"、"活かし方" があり、同じテーマでも、それぞれの子・ご家族・環境によって、大変さも様々。
進んで行く道、打開する方法、解決策も「それぞれのオリジナル」ということになります。
これには、「決まった方法」や「解決策」というものは無いので

●"それぞれの子" に合う方法
●"それぞれの家族" で実施できる方法
 
を見つけながら、進んでいくのが良いということでもあります。
メルマガ「シーズン2」では『テーマは同じ、合うサポートはそれぞれ』と題し

●同じテーマでも、それぞれの子に合うサポートの方法がある。
●サポートの方法にはバリエーション、幅がある。
●その後も、それぞれの成長の様子、発展の仕方がある。

など、いくつかテーマを取り上げながらお伝えしていきます。
実例を紹介していくなかで、
 
★様々な可能性があること。
★読者の方々のお子さまと似たテーマがないか?
★ウチの子に合いそうなサポートの方法」はないか?
なども "見つけて" もらえたら嬉しいです。
 

 

メールマガジン 著者の先生

Author teacher
彩亮

彩 亮 | Sai Ryo
日本教育臨床研究所認定カウンセラー


経歴

1975年東京生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒。日本教育臨床研究所卒。一般社団法人 For All Children Team 代表。  

不登校の小学生との出会いを機に、 「フリースクール龍潜(りょうせん)」を主催。 不登校の子、発達障がいを持つ子とその家族を、学習指導、自然体験とアート制作のプログラム、面談・心理相談などを通じてサポート。
2013年、 福祉分野での事業所を開設。これまでの数々の活動、カウンセリング実績、メソッドを元に 「はぴねす子育て」の活動を開始。
 
お子様とご家族と共に、 子供の成長支援、はぴねすライフ、それぞれの家族のより良い形を目指して多方面で活動中。自称、 発達障がいを持っている子を取り巻く大変さ、悩みや困りごとが、素晴らしい場面に変わっていくところをたくさん知っている人。