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「はぴねすメソッド」その2

目次

子どもとのコミュニケーション、子どもの思い・感じ方・意志、
子どもとの “やりとりそのもの” を大事に。

『はぴねすメソッド:その2』は、

子どもとのコミュニケーションを磨き、大切にする。
子どもの思い、感じ方、意志を大事に。
話の内容よりも、”やり取りそのもの” を重視して。

という内容です。

コミュニケーションとは

まず、“コミュニケーションをする”ということの意味を考えてみましょう

コミュニケーションとは、
お互いに ≪意志や感情、考え≫ を「伝え合い」、「やり取りをする」という行動です。

たとえば、
赤ちゃんが「泣いてアピール」をして・・
お母さんが、「あら? 赤ちゃん、お腹がすいたのかしら?」


と反応するのも、 “コミュニケーションを行っている” ということになります。
「ことば」の “有り無し” は問いません。

「コミュニケーションの力を磨いていく」ことの大切さ

人間は生まれた時から、「人間関係のあるところ」(そもそもはお母さんのおなかの中)
に生きていて、コミュニケーションをする生き物です。

そして、人間は「コミュニケーション」を通じて「成長」をしていきます

だから「子育て」の場面では、特に「コミュニケーション」を大事にします。

「コミュニケーションの力を磨いていく」ことは、将来に向けてもよいと言えます。

これは「人間が社会的な生き物」であり、何歳になってもコミュニケーションなしでは生きられないということや、

この先、AI(人工知能など)の技術がいくら進んでも、
「人間はコミュニケーションをしながら生きていくであろう」ということが根拠です。


「コミュニケーションの力を伸ばしていく」というのは

“子ども本人が周囲の人とうまくコミュニケーションできるようになる”

ということに限りません。

周囲の人たちが、
どうすれば、子ども本人に話が通じやすいか? 
どういう方法だと、子ども本人が理解しやすいのか?

を、“見つけていくこと” も含みます。

たとえば、
言葉だけでなく、「絵や図」を描いて伝えると、伝わりやすい・・

一音節ごとに区切り、ゆっくり話せば伝わりやすい・・
小さな声で話すと伝わりやすい・・


それぞれの子に合う方法を見つけ、
親や、周りの人が、「子ども本人」と “関わりやすくなっていく” 、

このことも、「コミュニケーション力のアップ」と考えます。

こうして見ていくと、子どもの成長と密接で、将来も役に立つ、
「コミュニケーションの力を磨いていく」ことは、

「勉強が出来る・出来ない」
「運動の得意・不得意」
「片付けが出来る・出来ない」


などよりも遥かに重要ということが言えるかと思います。

コミュニケーション力の磨き方

子どものコミュニケーションの力を磨くには、

子ども本人の ≪意志や感情、考え≫を大事にしながら、
親と子の「やり取り」を重ねていくことが基本となります。


ポイントは、「話の内容」よりも、「やりとり自体」を大事にすることです。


こうしたやり取りをしていく時に、『親子で一緒に楽しめる活動があるとよい』です。

コミュニケーション力の向上はもちろん、親子のよい関係、日々の暮らしの充実につながっていることが多いからです。

お子さんの様子を見ながら、一緒に楽しめる活動を見つけてほしいと思いますし、はぴねす子育て相談室でも、これまでの子どもたち、ご家族とのやり取りから、 親子で一緒にできるプログラム、「はぴねすエクササイズ」、「はぴねすアート」など、いくつかの活動プログラムを用意しています。

子どもが気に入りそうなもの、自分たち親子に合いそうなものはないか? チェックしてみてください。

ほか、「それぞれの子どもの個性に合わせた磨き方」「こんな成長がありました」という具体例は『はぴねすコラム』『ケーススタディ』で紹介をしていきます。

※『はぴねすメソッド』は、ADHD、自閉症、学習障害、グレーゾーン、特別支援学級、不登校の子、発達障害を持っていない子にも、共通のメソッドです。

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この記事を書いた人

発達障害を持つ子、不登校の子供たちとのコミュニケーション・アート制作、お父さんお母さんたちとの相談を中心に、1999年より子供たちの成長支援、家族のサポートを行う。

日本教育臨床研究所認定カウンセラー。1975年東京生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒。日本教育臨床研究所卒。一般社団法人 For All Children Team 代表理事。はぴねす子育て相談室代表・監修。

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