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「はぴねすメソッド」その3

目次

「子どもが”お気に入り”と感じる活動」「子どもの趣味の世界」を見つける。親子で分かち合い、成長に生かしていく。

『はぴねすメソッド・その3』は、

「子どもが”お気に入り”と感じる活動」、
「子どもの趣味の世界」を見つけ、分かち合い、生かしていく。

という内容です。

たとえば、下記の様なケースを見てみてください。

◎ 好き・興味がある× 嫌い・興味がない
歌うことが大好き歌には興味ない…
虫が大好き、ダンゴムシを集めたい虫は見たくもないし触るのも嫌
図鑑が大好き本は嫌い…
お喋りするのが好きお喋りより、体を動かしたい…
子どもの興味あり・なしの例

うちの子は、どんなものに、反応がよいだろうか?
どんなことに興味を持っているのだろうか? 
どういった方向に意欲的になるのだろうか

「子どもが”お気に入り”と感じる活動」、「子どもの趣味の世界」は、その子の「個性が最も端的に表れている部分」です。その子らしさを、もっともシンプルに親や周りの人に教えてくれるものでもあります。

「”お気に入り”の活動」、「趣味の世界」
子ども自身の感覚に合う、興味の沸く、意欲的になれる舞台ですから、 これは断然「お子様自身の成長が、見込める部分」ということになります。

そもそも、人は誰でも「幸せになるため」に生きています。

「子どもが”お気に入り”と感じる活動」、
「子どもの趣味の世界」は、
まずは日々の暮らしをよいものにしてくれるという点で価値があります。

子どもだって日々のストレスはあるのだから
「気晴らし」や「リフレッシュ」に生かせる

といった意味でも、価値があります。

そこで、「お気に入りの活動」や「趣味の世界」、なにか1つでもいいから、持っていて欲しい、ということになります。

もし、現状で「お気に入りの活動」や「趣味の世界」が無い状態であれば、
お子様と一緒に、これから探して、見つけてほしいと思います。

子どもたちに聞いてみると、意外なところで、

「夜、眠りにつくのが楽しみ♪」とか、
「毎日の、夕ご飯が楽しみ♪」とか、
「趣味は、お日さまにあたること!」


という場合もあります。

これだって立派な
「”お気に入り”の活動」、「趣味の世界」です。

新しいものを探すだけでなく、

「もうすでに “子ども本人が楽しんでいる”もの」、
「”子ども本人が大事にしている”もの」


にも目を向けて、お子様と一緒に探してみてください。

「子どもが”お気に入り”と感じる活動」、「子どもの趣味の世界」があると、
 
本人が熱心に取り組んでいるうちに、
「将来の職能」に繋がっていったり、
 
「似た趣味を持っている人」と出会った時、「コミュニケーション」が生まれやすい、「仲間が出来やすい」という利点もあります。
 
社会で生きていく上で、人と人との関わりにおける、「好循環の元」ともなりうる部分です。

 「子どもが”お気に入り”と感じる活動」、「子どもの趣味の世界」を分かち合いながら、一緒に大事にしていくプロセスは、

  • 子どもの暮らしの充実や豊かさ
  • 子どものコミュニケーション力のアップ
  • 親子のよりよい関係
  • その後の仲間づくり
  • 将来の職能や仕事の方向性
  • 将来のライフスタイルの充実

など、非常に多くのものが期待できます。

「子どもが”お気に入り”と感じる活動」や「子どもの趣味の世界」を生かした関わり方の具体例は『はぴねすコラム』『ケーススタディ』で紹介をしていきます。

※『はぴねすメソッド』は、ADHD、自閉症、学習障害、グレーゾーン、特別支援学級、不登校の子、発達障害を持っていない子にも、共通のメソッドです。

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この記事を書いた人

発達障害を持つ子、不登校の子供たちとのコミュニケーション・アート制作、お父さんお母さんたちとの相談を中心に、1999年より子供たちの成長支援、家族のサポートを行う。

日本教育臨床研究所認定カウンセラー。1975年東京生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒。日本教育臨床研究所卒。一般社団法人 For All Children Team 代表理事。はぴねす子育て相談室代表・監修。

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