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勉強・宿題のこと(2)。こんな方法もあります♪

授業中の子どもたち

今回は「はぴねす方式・勉強の進め方」のパート8です。

子供が家でリラックスできている自然な状態でいられている(思ったことを言えている)など、家庭での「子供の様子」や「親子の関係」が良好でも、勉強や宿題のことになると、ちょっと大変、しばしば険悪なムードになったり、口ゲンカになったりという親子も多いようです。

できることなら、勉強や宿題のこともポジティブに、親子の関係は良いままで。場合によっては、親子の関係を発展させながら進んでいくことだって可能です。勉強・宿題のこと(2)、こんな方法もあります♪、紹介をしていきます。

目次

学習内容だけではない<成長>があります

授業中の子どもたち

「目標の学校に合格するぞ!」、漢字の小テストでもいいから「一度、100点を取ってみたい!」など、今、勉強が好きかどうかは別にして、多くの子が<勉強のことなんて、どうでもいい>とは思っていない気がします。

学校の勉強や宿題のことについて、子どもたちに話を聞いてみると、

できる問題ならやる ♪
わかるやつならやる!
ちゃんと教えてくれるならやる

こんな意見をよく耳にします。

「わかれば楽しい!」と感じられるし、「できるようになっていくのが面白い」ということは確実ですし、目標を定め、そこに向かって進んでいくプロセスには<勉強面だけではない成長>もあります。

たとえば、学習する習慣を身につけたり、自分に合うやり方を見つけられれば、それは一生ものです。学んでいくプロセスでの「できた」「わかった」という手ごたえは達成感、本人の自信にもなり、人間的な成長です。

勉強を通じても、親子で一緒に成長していけます♪

親子で勉強

「今日、宿題あるの?」とか「宿題、先にやりなさいよ!」とか、こんなフレーズを口にしているお父さんお母さんが大勢います。

学校からは、子どもが自力ではできない問題が、宿題として出されていることも多々あり、毎日、親子で一緒に取り組んでいます!という家庭も多いです。

親の帰宅を待ち、夕食後に実施するので、宿題の終了が21時を過ぎてしまうとか、お風呂や就寝時間のことを考えると、ちょっと暮らしに差しつかえがある…というケースもあります。

また、そもそも子どもが宿題をやろうとしないので、

「宿題やりなさいよ♪」
「わかった、後でやる!」
 …15分経過

「まだやってないの?」
子:「…今、やるよ」
 …10分経過

「ねぇ、全然、やってないじゃない!?」
「え? やるって言ってるじゃん!」

という会話が毎日のように繰り返されているということも多いです。

ここで思い返してほしいのは、コラムでも紹介している通り、「子どもの今、将来にも大事な勉強のことも、子育ての一部に過ぎない」という広い視野です。勉強のことで親子の仲が悪くなり、本当に共有したい内容や、聞いてほしいことまで話せなくなっていることだってあるのです。
勉強のことで親子ゲンカなどしないように、親子の関係を悪くしないようにという視点は重要です。

勉強への取り組みを通じても、親子の関係をよくしていくのがよい。学習内容の理解、成績を上げていくことももちろんですが、その土台として、親子で一緒に成長していこう♪ というのが、はぴねす子育ての視点です。



親が勉強を教えている場合、

*低学年のうちはいいけれど、だんだん教えるのが難しくなる
*親の教え方が子どもに合っていない
・先に答えまでの道筋を見せた方がいい子
・キレイに図解するとピンと来る子
・まず子ども本人が取り組んで、わからないことにだけ答えるのがよい子

様々な教え方の合う・合わないがあります。

*子どもが小学校高学年~思春期になってくると、親に教わるということ自体が嫌(正しいことを言われれば言われるほど嫌)という感じも出てくるかもしれません。

当てはまる内容があれば、<勉強・宿題のこと>は家庭教師や学習塾を活用するのもよいと思われます。専門的な技術や経験のある先生、子どもの性格に合う先生に出会えると、様々な面で発展します。

下記に、不登校にしている子、発達障害を持つ子への理解・指導実績がある家庭教師・個別指導塾を2つ紹介しておきます。

◆トライ式オンライン個別指導塾・リンク
◆家庭教師のナイト・リンク


まとめ

最後に、勉強に取り組むことで人間的な成長もあるという内容にふれておきます。

オンラインの家庭教師などで勉強をする際には、必ず「先生が登場」します(多くの場合、利用する側が選べます)。そして一緒に勉強をしていく時には、必然的にコミュニケーションが生まれます。

・先生の質問に答える
・自分の言葉で説明する

・授業の終わりには、カメラの前で「今日の授業はココまでです」「先生、また来週ね。お母さんと代わります。」などと言って、台所にいるお母さんを呼んで来る

というようなやり取りも含まれます。

こうした家族以外の人とのコミュニケーションは、やがて成長し社会に出ていくことを考えても大きなプラスですし、教え方のうまい先生、優しい先生、面白い先生などとの出会いがあると、子どもの暮らしの豊かさや、さらなる人間的な成長が見込めることも大きなプラスです。

子ども本人はもちろんですが、お父さんお母さんも、勉強はつまらないもの・大変なもの、というイメージを捨て、一度、小さなチャレンジをしてみること、おススメします♪
(紹介した、いずれの家庭教師・個別指導塾にも、無料体験コースが用意されています)

 

勉強のことも“子育ての一部”、広く見て人間的な成長のキッカケ、暮らしを豊かにしていく方向で進めましょうという内容、今回はここまでになります。

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この記事を書いた人

発達障害を持つ子、不登校の子供たちとのコミュニケーション・アート制作、お父さんお母さんたちとの相談を中心に、1999年より子供たちの成長支援、家族のサポートを行う。

日本教育臨床研究所認定カウンセラー。1975年東京生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒。日本教育臨床研究所卒。一般社団法人 For All Children Team 代表理事。はぴねす子育て相談室代表・監修。

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