みなさんこんにちは、はぴねす子育てトレーナーの坂本です。
「はぴねす子育て」運動部では、お子さま一人ひとりが持つ可能性の土台作りになる「運動」や「感覚」に対する働きかけを、専任の認定トレーナーからご紹介しています。
今回のエクササイズは「背中遊び」です。とっても簡単なので、ぜひやってみてくださいね♪
ボディーマップを養う♪背中遊びのススメ!
普段の生活や環境の中で、お子さまが「緊張」したりしていたり、背中の感覚を気にして立ち上がったりするときに、おもわず「物にぶつかってしまう」なんてことはありませんか?
「背中の感覚」を自然に感じられることは、脳の「背中の空間認識力」に影響しています。
今回はこの「背中の感覚」を「楽しく養う遊び」をご紹介します♪
「体」の位置や動き、そして「力」に関する感覚である「固有感覚(こゆうかんかく)*」。
そこの受容器に働きかけ、脳の回路をスムーズにしていきましょう♪
※固有感覚とは?:関節や筋、腱の動きを検出する、体の位置や動き&力に関する感覚のこと。
「用意するもの」と「あそぶ人数」
- 道具:「ヒモ」または「軽い棒」(1メートルくらいあれば大丈夫)
- 人数:2人以上(ペアになれるように♪)
まずは準備運動から!
まず、ペア同士で、お互いに「背中」をさすりましょう♪
「さする際のポイント」は「子猫をなでる感じ♪」。こうすると背中がリラックスして「呼吸」がしやすくなります♪
さっそく遊んでみよう!(基本編)
用意した「ひも」や「棒」の片方を、ひとりが持ったり、どこかに固定したりしてひっぱります。(人数が多い場合は、左右に引っ張っても大丈夫♪)
次に、ひっぱった「ひも」や「棒」の高さより下をくぐっていきます。
まずは「高い位置」からスタート!だんだんと負荷がかかるように挑戦していきましょう♪
クリアしたら徐々に低くして、ぶつからないようにくぐっていきます♪
基本ができたら、これもトライ!(応用編)
くぐるのに慣れてきたら「ひも」や「棒」の角度を「斜め」にしてみたり、いろいろ「形」を変えてトライしてみましょう♪
「きゃーきゃー♪」や「わーわー♪」など、楽しんでやってみることがとっても大切です。
高さが低くなればなるほど難しくなります♪
くぐる時には「ほふく前進」や、「背中で “ずりばう”」など、遊びながら色んな感覚を養ってみましょう!
うまくトライできましたでしょうか♪
「体」の位置や動き、そして「力」に関する感覚である「固有感覚(こゆうかんかく)」に働きかける運動で、自分の「ボディーマップ*」の感覚を鍛えることができます!
※ボディーマップとは、体の形を認識して扱う脳の中にある身体地図のことです。この地図は「からだ」にとどまらず自分の周囲の空間や道具を扱う活動にも影響します。
今回は『ボディーマップを養おう!「背中遊び」のススメ』のエクササイズをご紹介しました。ぜひ「楽しく、リラックスした状態」で遊びながらたくさん取り組んでみてくださいね♪
はぴねす子育て運動部では、これからも、みなさんが安心して取り組めて「子どもの運動への経験」を重ねてゆける「簡単エクササイズ」を発信していきます。
次回もどうぞ、お楽しみに♪